【2024年度】外壁・屋根塗装の坪数ごとの相場価格を紹介!2024.02.07
住まいの美しい外観と機能性を保つために、定期的な外壁・屋根塗装が必要です。ところが、外壁・屋根塗装を依頼する業者によって、塗装費用が異なります。外壁と屋根塗装の適正価格と坪数別の費用に加えて、見積もりでチェックしたい外壁・屋根塗装の費用の内訳、さらに塗料の種類やグレード別の塗装費用の相場をまとめてご紹介します。
といった方も多いかもしれません。今回は、読みたい場所へジャンプ
外壁と屋根塗装の適正価格と坪数別費用比較
一戸建ての外壁・屋根塗装の適正価格と坪数別の費用の相場を、外壁のみ、外壁と屋根の塗装の場合とでまとめました。
外壁塗装のみの費用
坪数 | 塗装面積 | 費用相場 |
10坪 | 36.9m2 | 約20~50万円 |
20坪 | 79.2m2 | 約40~90万円 |
30坪 | 118.8m2 | 約60~100万円 |
40坪 | 158.4m2 | 約80~130万円 |
50坪 | 198.0m2 | 約90~160万円 |
60坪 | 237.6m2 | 約120~200万円 |
70坪 | 277.2m2 | 約140~230万円 |
80坪 | 316.8m2 | 約160~260万円 |
90坪 | 356.4m2 | 約180~280万円 |
100坪 | 396m2 | 約200~320万円 |
外壁・屋根塗装合わせた場合の費用
坪数 | 塗装面積 | 費用相場 |
10坪 | 36.9m2 | 40万~70万円 |
20坪 | 79.2m2 | 70万~110万円 |
30坪 | 118.8m2 | 80万~120万円 |
40坪 | 158.4m2 | 100万~140万円 |
50坪 | 198.0m2 | 120万~180万円 |
60坪 | 237.6m2 | 150万~210万円 |
70坪 | 277.2m2 | 160万~250万円 |
80坪 | 316.8m2 | 180万~280万円 |
90坪 | 356.4m2 | 200万~300万円 |
100坪 | 396m2 | 230万~350万円 |
見積もりをもらった際に、上記の価格とかけ離れていないかどうかチェックしましょう。
外壁・屋根塗装における費用の内訳解説
外壁・屋根塗装の具体的な費用の内訳を順に解説します。
材料費
外壁塗装に必要な材料にかかる費用は、費用全体の20%ほどを占めます。おもな材料費を構成する要素は以下の通りです。
・塗料
・養生シート
・飛散防止ネット
・シーリング材 など
足場代
外壁・屋根の塗装工事には、作業場として足場を組む必要があります。足場代は、足場や塗料の飛散防止シートの設置にかかる費用です。目安としては、費用全体の20%ほどを占めます。
また、足場の設置にかかる費用は「足場の面積(外壁面積 × 1.3倍)×単価 」で算出できます。足場の単価の目安は1㎡あたり約600~800円、飛散防止シートの単価は1㎡あたり約100~200円です。
人件費
塗装を行う職人をはじめ、外壁・屋根塗装の工事に関連する人件費です。費用全体の30%ほどを占めます。職人の技術力の高さや資格の有無によって、人件費は変動する傾向にあります。
飛散防止ネット
塗装前に行う高圧洗浄の汚れや、塗装工事の塗料が周辺の建物や住宅へ飛散するのを防ぐために使用するのが飛散防止ネットです。飛散防止ネットの設置費用の相場は、1㎡あたり100〜200円となっています。
高圧洗浄
外壁・屋根へ塗装を行う前に、汚れや古い塗膜を取り除くために高圧洗浄を行います。高圧洗浄の費用の相場は1㎡あたり100〜300円です。
養生
塗料の付着を防ぎたい場所を貼って保護するのが養生です。養生の費用の相場は1㎡あたり250〜400円となっています。
シーリング補強
外壁や外壁材に発生している、ひび割れやすき間などの補修、さらに塗装後の下地の劣化や雨水の侵入防止のために行うのがシーリング材での補強です。シーリング補強は下地の状況に応じて、既存のシーリング材の上からシーリング材で保守する増し打ちまたは、既存のシーリング材を撤去し新しくシーリング材を打ち直す打ち替えを行います。
増し打ちの費用相場は1mあたり500〜1,000円、打ち替えの費用相場は、1mあたり900〜1,500円です。
下地補修
雨水の住宅内部への侵入を防ぐために、ひび割れ(クラック)などの劣化が発生している下地を補修するための費用です。下地補修の費用相場は1㎡あたり1,700〜2,500円となっています。
その他運営費・諸費用
塗装工事に関して発生する諸費用です。以下のような要素で構成され、外壁・屋根塗装費用の30%ほどを占めます。
・現場までの交通費
・事務手数料
・現場管理費
・廃材処理費用
30坪住宅を例にした外壁・屋根塗装の見積り内訳
外壁・屋根塗装の見積りは項目が多く
と悩む方も多いかもしれません。そこで、優良業者の30坪住宅を例に外壁・屋根塗料の見積り内訳の例を以下に記載しました。分類 | 項目 | 面積(m2) | 単価(/円) | 合計(円) |
基本項目 | 仮設足場 | 166㎡ | 800~1,200円/㎡ | 132,800~199,200円 |
飛散防止ネット | 166m2 | 150~400円/㎡ | 17,850~47,600円 | |
高圧洗浄(塗装部分) | 119m2 | 250円〜450円/㎡ | 29,750〜53,550円 | |
養生 | 119m2 | 200~300円/㎡ | 23,800~35,700円 | |
シーリング打ち替え | 119m2 | 700~1,500円/m | 8,330~178,500円 | |
シーリング増し打ち | – | 500~1,000円/m | – | |
下地補修 | 119㎡ | 300〜2500円/㎡ | 35,700~297,500円 | |
塗装項目 | 下塗り(シーラー) | 119m2 | 800円 | 95,200円 |
中塗り(水性セラミックシリコン) | 119m2 | 2,200円 | 261,800円 | |
上塗り(水性セラミックシリコン) | 119m2 | 2,200円 | 261,800円 | |
その他の項目 | 廃棄物処理 | – | – | 10,000円 |
運搬・交通費 | – | – | 10,000円 |
それぞれが適正価格かどうか、チェックしておきましょう。
塗料種類別の特徴と塗装費用相場
外壁・屋根塗装に使用する塗料の種類によって、費用が異なってきます。塗料の種類ごとの特徴と費用相場をまとめました。
塗料の種類 | 費用相場 | 特徴 |
アクリル塗料 | 1,000~1,800円/㎡ | アクリル樹脂が主成分 塗料の中では安い 耐用年数3~8年と短い |
ウレタン塗料 | 1,400~2,500円/㎡ | ウレタン樹脂が主成分 柔らかく密着性が高く、剥がれにくい 複雑な形状にも塗りやすい 塗料として長く使用されている 耐用年数5~10年 |
シリコン塗料 | 1,800~3,500円/㎡ | シリコン樹脂が主成分 外壁塗装に主に使用される塗料 水性1液型、溶剤1液型、溶剤2液型がありグレードによって価格が変動 耐用年数7~15年 |
ラジカル塗料 | 2,200~2,800円/m2 | シリコン樹脂が主成分 塗膜の劣化を防ぎ耐用年数を長くしている 塗料の劣化(チョーキング)を防ぐ効果がある シリコン樹脂+ラジカル制御型酸化チタンの塗料は耐候性が高い 耐用年数15~20年 |
フッ素塗料 | 3,000~5,000円/m2 | 蛍石を原料とするフッ素樹脂を配合した塗料 耐熱性・耐寒性が高い 紫外線や酸性雨に強い 付着した汚れが雨で落ちやすくなる 耐用年数15~20年 |
セラミック塗料 | 3,500~5,000円/m2 | 建物の断熱性や遮熱性を高める特殊塗料 耐用年数10~25年 |
無機塗料 | 3,500~5,500円/m2 | 無機物を配合した特殊塗料 塗料のチョーキングや色あせを防ぐ 耐用年数15~25年 |
塗料はただ費用の安いものを選ぶのではなく、耐用年数、機能性、メンテナンス性を踏まえて適切なものを選ぶのが重要です。そのために、外壁・屋根の状態や要望をしっかり把握し、適切な塗料を提案してくれる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ:外壁・屋根塗装の適正価格を知るポイント
外壁・屋根塗装の塗装費用相場や見積りの内訳について解説しました。外壁・屋根塗装の費用の適正価格を知るためには、見積りの内訳と費用相場をしっかりと把握しておくことが重要です。複数の業者から見積りを依頼し、費用が相場と大きく離れていない、かつ見積りの内訳を明確にしている業者は、信頼できると言えるでしょう。
株式会社Reiでは、完全自社施工を行うことで中間マージンを省き、高品質の外壁・屋根塗装を適正価格でご提供しております。無料の見積り、ご相談も承っております。初めての外壁・屋根塗装の業者選びの際には、ぜひお気軽にご相談ください。